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動物は命がけで眠る

 
睡眠というものは、生きていくうえで絶対に省くことのできない、必要不可欠の営みです。

人間はそうでもないですが、野生動物にとっては、意識を鎮静化させて眠るということは、それこそ「命がけ」なわけです。眠っている最中は無防備なわけですから。。いつ天敵に命を狙われるかわかりません。

そんな危険を冒してまでも、野生動物は眠るわけです。
水中でくらすイルカでさえ、片目ずつ眠り、片方の脳を順番に休ませながら眠っています。それほど眠りという営みは、生きていくうえで欠かせない機能といえます。

これは当然、人にとっても言えること。
もしも不眠症になったり、仕事で忙しかったりして睡眠が削られたり、眠れなくなったりしたらどうなるか。

生きていくために不可欠の営みが阻害されるわけですから、心身に重大な影響が及ぶことは想像できます。

ただし人間の脳や体は、かなり頑健にできていて、多少の無理はきくようになっているのも事実です。

多少、睡眠不足の日々が続いたとしても、なんとか乗り切れる仕組みが備わっているといえます。ストレスホルモンが血糖値や血圧を上げることによって、対応できるわけです。

でも、問題は、睡眠不足が長く続くこと。
そうなると、だんだん心身にひずみがでてきて、肥満や病気、うつ病などのつながっていく危険があるわけですね。

このように睡眠というものは生きていくうえで必須ではあるけれど、それがなくても、しばらくの間は乗り切れるわけです。