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眠らなくても、一時的なら大丈夫

 
眠らないと、どうなるかは、とくに実験しなくても、
だいたい察しが付くものです。

眠くて仕方ない状態になり、
何をやっても集中力が続かなくなり、注意力が散漫になる。
そして記憶力や思考力なども低下してしまう。。

これは自分が睡眠不足になったときのことを考えれば、
容易に想像がつくことと思います。

動物をつかった断眠実験によれば、
睡眠を断つと感染症による多臓器不全によって、
やがて死亡してしまうそうです。
それでも何週間という期間が必要です。

ましてや人間の場合は、
そのような状況になる前に、
無意識のうちに眠ってしまいます。
そのため不眠症などで死んでしまうことは、
あり得ないといえます。

ただ致死性家族性不眠症という病気だと、
眠れないことにより死亡してしまうそうですが・・・。

仮に何かの事情で眠れないことがあったとしても、
マイクロスリープという機能が人間には備わっています。

これはほんの数秒の眠り。
気づいたら一瞬眠りに落ちていたなんていう経験はよくあるものですが、
まさにそれがマイクロスリープです。

これによって脳に重篤な障害が起きるまえに、
強制的に眠りを取っているわけです。

眠らないことで、
人は免疫力が低下し、普段は安全な常在菌による
日和見感染をおこしたり、敗血症になったりします。

しかし、たった1回の睡眠を補うことで、
寝不足による、そういった不調は元に戻る
といわれています。

人間の体は、多少の睡眠不足があっても、
無理がきくようになっています。

その上、一回の睡眠で、
完全に回復してしまうわけですね。

ですから、寝れなくても
それほど気にする必要はないことになります。

とはいっても寝不足は体に悪い生活習慣です。
自分の意思で、ひんぱんに睡眠を削っていると、
いろいろな生活習慣病にかかる確率が高くなってしまうので、
そこだけは要注意です。